2017年2月27日月曜日

ピストン:ヴァイオリン協奏曲 (バスウェル、クチャール、1998年録音)

ピストン:ヴァイオリン協奏曲第1番 (1939)、ヴァイオリンと管弦楽のための《ファンタジア》 (1970)、ヴァイオリン協奏曲第2番 (1960) ジェームズ・バスウェル(ヴァイオリン)、テオドレ・クチャル指揮ウクライナ国立交響楽団 Naxos 8.559003 <録音=1998年5月>

Naxos Music Libraryリンク→http://ml.naxos.jp/album/8.559003

"Allegro energico" とあるように、第1楽章は、いきいきとしたリズムの第1主題と、弦楽器としてのヴァイオリンの叙情的な側面を意識した第2主題からなるソナタ形式の楽章といったところか。1939年作曲ということだけど、いま聴いても、みずみずしい。古典的な形式は意識しているのだけれど、堅苦しい感じではない。

第2番の協奏曲は、初期よりも叙情的になっているのかな?


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