2026年10月17日土曜日

忘れられた父フィリップ・ジェームズ

Forgotten Daddy by by Phil Nyokai James

私の博士論文は1930年代、アメリカのラジオ局によって委嘱されたアメリカ音楽というものでした。現在フェリスでの私の所属先は心理コミュニケーション学科メディア専攻なのですが、ちょうどそのジャンルに属する内容だったのかもしれません。

博士論文で扱った作品に、フィリップ・ジェームズの《ラジオ局WGZBX》(1932) という作品があります(→YouTube)。残念ながら博論執筆の際には音源が入手できなかったのですが、幸いスコアは入手できたので、MIDI打ち込みを行いました。

それで、私の博論ご覧になったかどうかは分からないのですが、おそらくフィリップ・ジェームズの息子さんが、Facebookのメッセージで私に連絡をしてきました。そこで紹介されたのが、上記のリンクでした。

まだ読んでいないので詳しくはご紹介できないのですが、このページの割と上の方に、ミルトン・バビットがフィリップ・ジェームズのことを語る音声があり、とても興味深く聴きました。バビットというと、アメリカでセリエリズム音楽を理論的に主導したカタブツという印象が強いかもしれませんが、リアルタイムでポピュラー音楽にも触れてきた人ということでもあってか、割と幅広い音楽的関心をお持ちでした。そして、彼がフィリップ・ジェームズを指揮者として、作曲家として高く評価しているような内容で、意外な発見となりました。

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